高知南中学校・高等学校 概要
本校は、昭和62年4月に540名の1期生を迎え、普通科高等学校として開校しました。
開校以来、県内屈指の大規模校であり、最大時の平成元年度には1,620名の生徒数となっていました。平成6年度には国際教養科が設置され、その後何度かの学科改編を経て、平成23年度以降は普通科5学級、国際科1学級編制となりました。さらに、平成14年度から中学校を併設し、中高一貫校として、勉学に部活動にと活気にあふれている学校となりました。
本校の校訓である「進取」には、新たなことに進んで取り組むという意味が込められています。本校の特色として、キャリア教育と国際理解教育を二本柱として位置づけ、様々な体験活動や探究活動などに取り組んでいますが、こうした取り組みにおいても「進取」の精神が貫かれています。
さらに本校は、「進路実績を高め、地域にとって存在感のある学校」を目指す教育モデル校づくりに取り組み、国公立大学合格をはじめとする進学や得意分野や専門性を生かした就職、全国区または県内トップレベルにある部活動など、様々な実績や成果を残してきました。
しかし、少子化による生徒数の減少が進む中、高知県高等学校再編振興計画により、本校と高知西高等学校は、新校「高知国際高等学校」として再編統合されることになり、令和5年3月31日をもって本校としての歴史を閉じることとなりました。
開校以来1万人を超える生徒が本校を巣立ち、様々な分野で活躍しており、今後益々の活躍が期待されます。
校訓
進取
「進取」とは、かつて郷士の先人たちがそうであったように、従来からの古い習慣にとらわれることなく、社会が必要としていることで積極果敢に取り組んでいくという姿勢であります。
(高知南高等学校初代校長 細木悌次郎先生)
教育方針
たくましく生き抜く人材の育成
教育目標
- 勉学に励み、知性と創造性を育てる。
- 人間尊重の理念に徹し、敬愛の心を育てる。
- 個性の伸長を図り、実践力のある人間を育てる。
- 広い教養と体験を通じ、国際社会に貢献できる人間を育てる。
校旗
校章
校章の由来
一、「高」は高知と高校の2つの意味を持つ
ニ、「中」は中学校の意味を持つ
三、バックは「S」を2つ組み合わせているが、これはSouthとSchoolの意味である。
製作者 金澤彌三平氏